Home > ぼくのほんだな

2007.09.01

ぼくのほんだな 16・・「モアキャット」ロナルド・サール

サールが描くネコは たいへんゴージャスであります。大人びたネコたちです。イギリスのネコはみな こんなのでしょうか?いかにもという感じ。

「モアキャット」
(英語版) Ronald Searle 1975 Dobson Books

「モアキャット」(日本語版) ロナルド・サール 榊原 秀人 1979 エイプリル・ミュージック 品切れ

2007.08.29

ぼくのほんだな 15・・「たくさんのお月さま」 宇野亜喜良/長新太

「お月さまがほしいの」 という小さなおひめさまのねがいを かなえようと 王さまと けらいたちが・・・・・・。サーバー作なら おもしろくないわけがありません。 宇野亜喜良のイラストレーションが光っていますね。キラリ!

gakken.gif bookroon.gif

(左)読み物 「たくさんのお月さま」 ジェームズ・サーバー 今江祥智 宇野亜喜良/長新太 1965 学習研究社 品切れ
(右)絵本 「たくさんのお月さま」 ジェームズ・サーバー 今江祥智 宇野亜喜良 1989 ブックローン出版 品切れ

2007.08.26

ぼくのほんだな 14・・ヨゼフ・ラダのえほん

ラダは どうぶつが ほんとうに すきな チェコの みんなに 愛された 画家です。このえほんにも いろんな どうぶつが でてくるんだ。 なかに はいって いっしょに あそぼうよ!

「森と牧場のものがたり」
「森と牧場のものがたり」 ヨセフ・ラダ さくま ゆみこ 1980 佑学社 絶版

(左)「きつねものがたり」 ヨセフ・ラダ 内田 莉莎子 1966 ¥1,575(税込) 福音館書店
(右)「どうぶつだいすき」 イジー ジャーチェク 飯島 周 ヨゼフ・ラダ 2005 ¥1,680(税込) 平凡社

「黒ねこミケシュのぼうけん」 ジョセフ・ラダ 小野田澄子 1991 ¥1,835(税込) 岩波書店 

2007.08.25

ぼくのほんだな 13・・トミー・ウンゲラーのえほん ①

トミー・ウンゲラーは すこし かわっているんだ。 どこがって? えがいている しゅじんこうがかわっている。 ほかの さくしゃが あまりとりあげない たとえば タコ ハゲタカ カタツムリ や このほんの ヘビ 。 ただ ふうがわりなのでは ないとおもうんだ。 ふつうのひとが あまりみつめようとしない ものたちを えがくことで みんなが ともだちに なれるように してくれているんだとおもうよ。 よんでいると そんな きがする。 やさしいひと なんだね。

「へびのクリクター」
左〈英語版〉 右〈日本語版〉

「へびのクリクター」 トミー・ウンゲラー 中野 完二 1974 ¥1,050 (税込) 文化出版局

2007.08.23

ぼくのほんだな 12・・「イングリッシュ ローズィズ」

この えほんは あのマドンナ作 ということで アピールしてるけど ぼくは え に ちゅうもく。このいろ とりどりさは どうなのよ って かんじ。 その いろづかいに ビックリ! も~ ついてけないよぉ。でも ついてく よ~だ!

” alt=”< $MTAwsProductName$>” title=”< $MTAwsProductName$>” />
「イングリッシュローズィズ」 マドンナ 江國香織, ジェフリー・フルビマーリ 2003 ¥1,995(税込) ホーム社〈発行〉集英社〈発売〉

2007.08.21

ぼくのほんだな 11・・「郵便屋さんのお話」 ヨゼフ・チャペック カレル・チャペック

ぼくの だいすきな ゆうびんやさんの おはなし。このえほんは 兄弟でつくったアニメーションが もとに なっています。おにいさんが ヨゼフ(え) おとうとさんが カレル(作) うらやましい!


「郵便屋さんのお話」(チャペックのフィルム絵本シリーズ 1) ヨゼフ・チャペック カレル・チャペック(原作) 2007 ¥1,680(税込)ゴマブックス


『FANTASTIC! CZECH ANIMATION「郵便屋さんの話」/他 』[DVDソフト] ヨゼフ・チャペック 3,072円 (税込) 送料別

2007.08.19

ぼくのほんだな 10・・世界の都市をえがいたサセックのえほん

「ジス・イズ・ニューヨーク」 ミロスラフ・サセック 松浦 弥太郎 2004 ¥1,680(税込) ブルース・インターアクションズ

この絵本は1960年に出版されました。作者の人や街にそそがれている温かいまなざしと、こきみ良いグラフィックな画面がダンゼン魅力!ニューヨークタイムズ誌選定最優秀絵本賞受賞(1960年 )

〈シリーズ〉で 以下のほかにもたくさん出版されています。

左から (ミロスラフ・サセック 松浦 弥太郎 ブルース・インターアクションズ)
「ジス・イズ・サンフランシスコ」 2004 ¥1,680(税込)
「ジス・イズ・パリ」 2004 ¥1,680(税込)
「ジス・イズ・ロンドン」 2004 ¥1,680(税込)
「ジス・イズ・ローマ」 2007 ¥1,890(税込)
「ジス・イズ・ギリシャ」 2007 ¥1,890(税込)

2007.08.16

ぼくのほんだな 9・・イルジー・トゥルンカのえほん

「夢みるイルジー」
「夢みるイルジー」(国際共同出版・日本語版) ヘレナ・フヴォイコヴァー イルジー・トゥルンカ 小林 陽子 1980 ¥1,200 佑学社 絶版

この本は〈お話画集シリーズ〉の中の1冊です。「トゥルンカがのこしていった絵の一枚一枚を集めて、ひとつのストーリーに編んだもの」で、「その底にはいつも空想をかきたてるふしぎな雰囲気や、優しい感受性がながれています」とカバーにあります。このお話画集には あの余りにも魅惑的な『真夏の夜の夢』や『バヤヤ王子』『手』といった数々の人形アニメーションとはちがって、 トゥルンカのもっている素朴な民族性が、なお一層色濃く感じられるとおもいます。

「おとぎばなしをしましょう」 フランチシェク フルビーン きむら ゆうこ 2004 ¥1,470(税込)プチグラパブリッシング

2007.08.14

ぼくのほんだな 8・・「海の小娘」 横尾忠則・宇野亜喜良

「海の小娘」

「海の小娘」 文/梶祐輔 イラストレーション/横尾忠則・宇野亜喜良 1962 ¥600 朝日出版 絶版 右(赤)が表表紙

横尾忠則・宇野亜喜良両氏の若々しい、実験的な作品です。前半を横尾忠則が後半を宇野亜喜良が描き、前半から後半へとつながる部分を赤(横尾)と青(宇野)の2色で刷り、赤と青のセロハンを透かしながら展開していくという斬新な手法を試みています。時代の躍動感まで感じさせてくれる一冊です。

2007.08.12

ぼくのほんだな 7・・「すばらしいとき」 ロバート・マックロスキー

「すばらしいとき」 ロバート・マックロスキー わたなべ しげお 重版 2006 ¥1,575(税込)福音館書店

マックロスキーは「かもさんおとおり」や「海べのあさ」などよく知られています。この絵本は素朴な自然の暮しの中のいろいろな出来事が、なつかしいタッチ(原作1957年)で描かれています。題名のとおり そこには素晴らしい時が息づいています。自然を感じさせてくれる良きアメリカと言えるんでしょうか。よんでいるぼくたちに じんわりと すばらしいときを あたえてくれます。

○「かもさんおとおり」 ロバート・マックロスキー わたなべ しげお 1965 ¥1,365(税込)福音館書店


「海べのあさ」 ロバート・マックロスキー 石井桃子 1978 ¥1,785(税込)岩波書店

2007.08.10

ぼくのほんだな 6・・久里洋二さんのえほん

「ブルンブルンおくつ」
「ブルンブルンおくつ」〈ポニーブックス5〉久里洋二 ¥480 1963 岩崎書店 絶版

このえほんは初期のもので、 想像力が自由奔放に とびちって 久里洋二さんが メラメラと燃えています。 画も大変ダイナミックであります。

「空とぶ家」
「空とぶ家」 ウォルター・ホッジス、渡辺 茂男 久里 洋二 ¥380 1965 学習研究社 品切れ

こちらは読み物で、えほんではありませんが、 おなじく ワクワクする お話です。
●「空とぶ家」は、イギリス人らしい上品なユーモアと、『ふしぎの国のアリス』以来の豊かな空想力をうけついでいる、たのしい傑作です。 渡辺茂男ー「解説」より一部抜粋

2007.08.08

ぼくのほんだな 5・・「年を歴た鰐の話」 レオポール・ショヴォ

こんな あじの おはなしも ありました。 いまにあたらしい チョットかわった おはなしです。

「年を歴た鰐の話」

「年を歴た鰐のはなし」 レオポール・ショヴォ原作 山本夏彦 翻譯 (再版) 1947 櫻井書店 絶版
*「私の岩波物語」山本夏彦著(文春文庫) の[解説]で、久世光彦さんが この本を手に入れるまでの 経緯とてんまつを愉しく書かれています。一読を。
「年を歴た鰐の話 復刻版」 レオポール・ショヴォ 山本 夏彦 2003 ¥2,100(税込 文藝春秋

「年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集 ①」〈福音館文庫〉レオポルド・ショヴォー出口裕弘 2002 \735(税込)福音館書店

2007.08.06

ぼくのほんだな 4・・「よあけ」 ユリー・シュルヴィッツ

ユリー・シュルヴィッツ 瀬田 貞二 1977 ¥1,260(税込)福音館書店

これまでに たのしいおはなしや きれいないろの えほんは たくさん よんだけれど 「くうき」 を かんじた えほんは はじめてだった。 よあけの あの ヒンヤリした「くうき」 が ほんを ひらくと まわりに ながれだしてきたんだ。 ぼくの まわりは もう すっかり みずうみだった。 ボートは しずかに すすんでいく。そして うつくしい よあけのじかんが ゆっくりと ゆっくりと すぎていったんだ。.

2007.08.05

ぼくのほんだな 3・・「そして、一輪の花のほかは」 ジェームズ・サーバー


ほんとうに こわい おはなし。 ほんとうに たいせつな おはなし。

ジェームズ・サーバー 高木 誠一郎 1983 絶版 篠崎書林

2007.07.30

ぼくのほんだな 2・・アン&ポール・ランドのえほんたち

ポール・ランドの 絵って みてるだけで なんだか きぶんが スカっと するよ。 それは たぶん きりえ だからだとおもう。 ハッキリした せん と いろ。 イキイキして のびやかで いいな。

[ぼくはいろいろしってるよ」 1999 ¥1,260(税込) 福音館書店

「ちいさな1」

〈左から〉
「ことば」 1994 ¥1,575(税込) ほるぷ出版
「ちいさな1」 谷川俊太郎 1994 ¥1,470 (税込) ほるぷ出版
「きこえる!きこえる!」 谷川 俊太郎 2007/5¥1,680(税込) 集英社

2007.07.29

ぼくの ほんだな 1 ・・ルドウィッヒ・ベーメルマンスのえほんたち


「げんきなマドレーヌ」 瀬田貞二 1972¥1,365 福音館書店

ぼくのともだちの マドレーヌが げんきに かつやくしているえほんです。もう せかいじゅうで ゆうめいだけれど まだ であっていないひとには ぜったい あってほしいです。ぼくとおなじで チビだけど とってもチャーミングです。どことはいいません。あえばわかります。それと フランスの めいしょが いろいろ えがかれているところも みどころです。〈シリーズ〉で ほかにも いろいろ でています。そちらも どうぞ。

〈ほか左から〉
「山のクリスマス」 光吉 夏弥 1982 品切れ 岩波書店
「パセリともみの木」 ふしみ みさを 2007 ¥1,680(税込)あすなろ書房
「特急キト号」 ふしみ みさを 2006 ¥1,575(税込)PHP研究所

« Previous